地盤液状化地域の基礎対策事例
濃尾平野は木曽三川に扇状地で砂礫が広がっています。濃尾地震では地面の液状化で壊滅的な状態でした。能登半島の液状化も同様です。
杭事業では支持地盤まで届くのが困難な砂礫の堆積の厚さです。
①名古屋市内の明治末の古民家再生 揚屋をしてベタ基礎としました。堅固な鉄筋コンクリートの盤を作る方法を採用します。再生事例も参考
基礎まで行う耐震補強工事としては費用がかかりますが安心です。
工事前外観 床解体の状況砂地です。 揚屋の状態約1m
1m程度の曳家も同時に行いました。ベタ基礎の配筋は縦横共D13ミリ@150ミリ
基礎の端部は折り曲げています。 竣工外観
②愛西市の古民家再生事例 周囲より50㎝レベルを上げました。ベタ基礎の配筋は縦横共D13ミリ@150ミリ 再生事例も参考に
道路からの立上り部分とベタ基礎は一体です。 竣工外観
③岩倉市の古民家再生住宅
完成外観 揚屋してベタ基礎を作りました。割栗石地業の上に捨てコンクリート
ベタ基礎配筋縦横共D13ミリ@150ミリ 2階瓦葺の屋根は現状のままの工事です。
基礎立ち上がりが出来据付工事完了