玄関の手作り木製建具
日本の職人の仕事
私達の事務所では家の入り口である玄関の建具は必ず手作りの木製としてしています。
お客様を暖かく受け入れる事が出来ます。古民家再生でもアルミサッシの既製品を使っている例も見ますが、
手作りの木製にするべきです。アルミの豪華な建具は意外と価格は高く、木製の方が安価で出来ます。
玄関廻りの建具:日本の桧及び杉等の木製、無垢材は長期の耐久性と修理が可能です。ドアもタモ等の無垢材で作製
石工事:柱の沓石及びレール石の収まり。雨の掛かる沓石は肩の部分は水切り勾配を取っています。
木製建具:杉の腰高障子、中抜き障子は高さを1,800〜2,000程度の高さにします。ガラスを使わず紙障子、
強化和紙を使うので軽く出来ています。
新築工事の引き違い格子戸です。桧の格子に和紙調フイルムを貼ったガラスを入れています。
古民家の引き違い格子戸です。 親子格子にすりガラスを入れました。
腰高のガラス戸です。杉の赤身製、防犯ガラスに和紙調フイルムを貼りました。
玄関の格子戸と下駄箱の建具
古民家の引き違い戸、杉赤身に古色塗り。内側に木製網戸を入れました。
腰高引き違い戸と内玄関のドアの例です。杉赤身材に古色塗りです。
移築再生古民家再生の玄関引き違い戸、御影石の沓石とレール石
腰付きドア、防犯ガラスに和紙調フイルムを貼り付け。
タモの無垢材、施主のお持ちのステンドグラスをはめ込みました。
杉無垢のドアです。玄関から車庫に出ます。内側の建具です。
引き違い戸は御影石のレール石と左右に沓石を据えます。
建具の厚さに合わせ石を加工します。レールは真ちゅうまたはステンレス製
引き違い戸の沓石です。左右切り込む部分が違います。白みかげ石の小叩き仕上げ
雨のかかりやすい束石は上部ちり部分に水切勾配を付けます。
臼杵こども図書館の回廊では、地元の素材・臼杵石(うすき石)が水を吸いやすいので水切勾配をきつくとり、柱のダボ部分を彫り込を上に出す形にしました。1本づつ柱と沓石はアンカーボルトを入れてます。